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  • 2018.5.6

口内ケアにデンタルリンスって効果あるの?

医学研究の結果、口内の健康状態は体内の様々な部位の健康にも影響することが明らかになり、多くの人が口内ケアの重要性を認識するようになりました。
昔は口内ケアといえば虫歯予防で歯磨ペーストと歯ブラシ1本で済ませていましたが、現在では歯周病予防も重視され多様な口内ケア用品が一般向けに販売されています。

デンタルリンスは口内ケア用品の一種で、口に含んで使う液体です。
口内ケア用の液体にはデンタルリンスの他にマウスウォッシュやデンタルウォッシュ等いろいろありますが、定められている製品表示の種類としては「洗口液」と「液体歯磨」の2種類のみです。
商品名にデンタルリンスとあるものは液体歯磨という傾向がみられますが、中には洗口液の場合もあり、正確にはパッケージの表示を確認しなければ分かりません。

表示で確認できないときは、デンタルリンスの使用シーンや使用方法で洗口液か液体歯磨かを区別することができます。
洗口液は、出先で食事した後など歯磨きできないときや就寝前の歯磨き後の仕上げなどに、適量を口に含んで20~30秒ほど隅々まで行き渡るようによくすすいで吐き出します。
一方、液体歯磨は歯磨きのときに口に含んで20~30秒ほど隅々まで行き渡るようによくすすいだら、吐き出すか少量を口内に残したまま歯ブラシで歯を磨きます。
磨き方はペースト状の歯磨を使うときと同じです。

デンタルリンスの効果については、洗口液と液体歯磨のいずれの場合も口中の浄化・爽快感や口臭の防止を最小限の効果として持っています。
洗口液の場合は、これらの効果だけを目的とした商品もあります。
一方、最近は多くのデンタルリンスに歯周病菌の除菌・殺菌による歯周病予防する成分が含まれており、たいへん高い効果が認められています。
洗口液や液体歯磨は液体であるため、歯ブラシでは届きにくい歯間や歯周ポケット(歯と歯茎の間)に潜んでいる歯周病菌まで殺菌できるためです。

上記以外の効果を併せ持つデンタルリンスも多数あり、虫歯予防・炎症予防・口内の乾燥防止・歯石沈着予防・歯の美白などの効果がパッケージや容器に記載されています。
効果と同様に記載されている成分も、効果を判断する需要な目安です。
例えば、歯科医が勧める成分として知られているフッ素は、歯の再石灰化を促してエナメル質を丈夫にするため、初期虫歯を治して、表面への汚れの付着を予防しします。
さらにフッ素は歯の根元もコーティングするので知覚過敏を緩和・防止することも可能です。

以上のように様々な効果が期待できるデンタルリンスですが、効果を最大化するためには使用後に水で口をすすがないことが重要です。
殺菌や再石灰化といった効果を長時間持続させるには、デンタルリンスの成分が口内に残っている状態が望ましいためです。
すすがないと気持ちが悪い場合は、少量の水で軽く1回で済ませるようにします。
また同じ理由から、ケア後は30分以上飲食を控えることも大切です。

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